第65話 ベトナム旅行記 2.ホーチミン
2011-04-16



ベトナムのお金はすごくケタが大きい上に種類が多いです。不慣れな観光客にとって、勘定するのは容易ではないですよ…。僕らは五日間いましたが、結局最後までまともに勘定ができませんでした。さらに僕らはVND(ベトナムドン)しか使えないと勝手に思っていたのですが、じつはベトナムではUSドルが普通に使えるんです。というかUSドルの方が使いやすいぐらいです。レストランなどではほとんどドンとドルの両方で値段が書いてあるのですが、お店に買い物に行くと値札はほとんどドルで表記されています。タクシーでも露店でも、値段をきくと必ずドルで答えます。というわけで、間違いなくドルを持っていくのが正解です。
ベトナムのタクシーはぼったくりがものすごく多いので、選ばないといけません。僕らはガイドさんに教えてもらったタクシー会社を選んだり、乗る前に値段交渉をしたりしてました。ちなみにベトナムのタクシーの運転手さんたちはみんな英語がほとんど話せません。目的地を伝えるにも苦労することがあります。それで僕らはいつもガイドブックを見せておりました。ガイドブックにはベトナム語で住所が書いてあるので重宝しました。
ベトナムはバイクの国と言われますが、ホントにものすごい数のバイクが走っています。おまけに信号があまりありません。交通ルールも無きが如しで、道路は大変なカオスです。ちなみにガイドさん、たしかに「三人乗りオーケー」「飲酒運転オーケー」と言ったのですが、帰ってからネットで調べたところ、法律的にはどちらもNGでした(子供乗せるのはオーケー)。実際にはみんなやっている、という意味で言ったのかも知れません。たしかに実際には三人乗り四人乗りはあたりまえに見かけます。そして信じられないほどの荷物を山のように積んでおります。名人芸です…。
(ホーチミンの道路)←こんな感じです

第64話 ベトナム旅行記 1.知らなかったわ
2011-04-08


僕は飛行機が苦手です。もともと高いところが全くダメな上に、離着陸時の揺れや、あのGがかかる感じに弱く、怖いのと気持ち悪いのと両方で非常にきついです。最初の台北へのフライトで気持ち悪くなったので、以後は用意していた乗り物酔いの薬を飲むようにしておりました。
台北で乗り換えてホーチミンへ向ったのですが、これがまた最悪のフライトでした。機体や天候によって揺れ方ってだいぶ違いますが、ひどく揺れたり落下したりして隣に座っていたベトナム人もだいぶ怖がっている様子でした。あんなに揺れたのは初めてです。たぶんママもやせ我慢していたと思います。
お約束ですがママは日本語の出来るスチュワーデスさんに英語で話しかけられていました。やっぱり韓国人に見えるようです。
とそんなわけでベトナム旅行記開始なのですが、これを描いているあいだ、チヒロ君の出番がまったくありません。かわいそうなので、全然関係ないところにこっそり描いていこうと思います。探してみてください。
