2010-05-23

そんなわけでちゃたろー君、走れるまでに回復しております。しかしまだ「完全に元通り」とまではいかず、足にはまだ麻痺が残っております。僕の経験だとここからは比較的ゆるやかで、数ヶ月かけてゆっくり完治すると思います。「走れ!ちゃたろー!!」はこれで終了しますが、その後のちゃたろー君の経過はまた追って報告しようと思います。治ったから言うわけではありませんが、「走れ!ちゃたろー!!」というタイトルはこうなると思ってつけたものでした。この病気はあまりにも多い病気です。どうか有効な治療法が、正しく普及してほしいと思います。 ゆきたこーすけ
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2010-05-15

更新が大変遅くなって申し訳ございません!ちゃたろー君のヘルニア闘病記も第9話となりました。
これは4月の下旬ごろだったと思うのですが、この頃すでに完全ではないですが歩けるようになっており、発症前の日常にもどりつつあったと思います。僕らもチヒロがこれぐらいの頃、「後ろ足で耳をかく」なんていう当たり前のことがとても嬉しく感じられて、普通のことが幸せなんだなあなんて実感しておりました。そんなわけで次週、第10話にて「走れ!ちゃたろー!!」完結です。
2010-05-07


ちゃたろー君のヘルニア闘病記第8話です。ちゃたろー君の回復の早さには本当に驚かされました。この時のちゃたろー君は足に突っ張るような力が感じられ、少しですが動かすこともできました。そして、一瞬立つところをそろって目撃したときには本当に感動しました。
もっとも、チヒロもちゃたろー君もかなり回復が早いケースで、普通はもっと時間がかかると思います。先生のお話では、最初の二~三回は効果が目に見えないようなケースもあるようです。もしかして比較的簡単に治るような印象を与えてしまうことがあるかも知れませんが、これはあくまで体験を語っているだけですのでご理解ください。
また実際のところ、鍼灸治療を受けること自体が現状では簡単ではないように思います。なんといってもお医者さんの数が圧倒的に少ないです。しかもその効果は病院によってまちまちで、良い治療を受けるためにはかなり遠方まで通院しなければならなかったりします。もっとこの治療法が身近なものになってくれないものかと願ってやみません。
2010-04-30

ちゃたろー君のヘルニア闘病記第7話です。チヒロもおしっこは一晩で戻りましたが、ちゃたろー君は実に三時間という早さでした。ちゃたろー君がこれほど早かった理由は、チヒロよりも程度が軽かった(おそらくグレード4)ことと、もう一つは発症から二日後にすぐ治療を始められたことではないかと思います。鍼灸治療は手術の場合と違い、「早く治療を始めないと成功率が下がる」ということはないのですが、早く始めたほうが治るのも早くなります。排尿障害は飼い主が非常に悩むところであり、早く治って本当に良かったと思います。 たくさんのコメント、メールありがとうございます。たいへん励みになっております。その中で最近、「オーシャン動物病院でちゃたろー君に会えるのを楽しみにしています」なんて言っていただけるのですが、実は「ちゃたろー」はマンガ用の仮名で本名は横文字のもっといけてる名前です。でも会ったらきっとわかりますのでそのときは人好きのちゃたろー君をぜひ!可愛がってあげてください。 ゆきたこーすけ
2010-04-23
ちゃたろーくんのヘルニア闘病記を最初から読む方は
こちらから

ちゃたろー君の闘病記第6話です。このように東洋医学と西洋医学ではこの病気に対するスタンスが大分違います。これはどちらが正しいということではなくやっていることが違うのだろうと思います。西洋医学的に一般的な、体重制限や段差の昇り降りの禁止と
いった予防法はこちらの病院では指導されません。チヒロも発症前まではドッグフードを制限してあげていたのですが、先生に「もっと太らせてください」と言われて以来、手作りご飯をもりもり食べさせております。その結果、チヒロの場合は体調がよくなり「元気」になりました。何が良いかということは一概には言えないでしょうが、そんな考え方、治療の仕方もあるのだということをまずは知っていただけたらと思います。 ゆきたこーすけ